肩こりの原因は肩にはない?整体と運動の正しい組み合わせ

肩こりで肩を抑える女性 コラム

揉んでも戻るを繰り返していませんか?

「仕事中、肩が重くてたまらない…」 「定期的に整体へ行ってるけど、数日後にはもう元通り…」
そんな出口の見えない、肩こりのループに陥ってはいませんか?

マッサージや整体はその場では非常に心地よく、リフレッシュには最適です。ですが、あなたが根本から「この重だるさを変えたい」と願っているのなら、筋肉を揉みほぐすだけでは足りないかもしれません。

周囲のサボりのツケを払わされている

意外かもしれませんが、肩こりの本当の原因は肩そのものではない場合がほとんどです。

人間の頭は5kgほどの重さがあり、本来この重さを支える主役は、背中・お腹・お尻といった身体の軸となるべき部位です。ところが、長時間のデスクワークやスマホ操作で姿勢が崩れると、本来働くべき部位がサボりはじめ、行き場を失った頭の重みが、すべて肩に押し付けられてしまいます。

  • 背中が丸まってサボるから、肩が必死に引っ張り上げる。
  • お腹の力が抜けて体幹がグラグラするから、肩をすくめて強引に安定させる。

これが肩こりの正体です。つまり、肩は周囲がサボったツケをすべて一人で背負わされている「被害者」なのです。肩だけをいくら揉みほぐしても、サボっている背中やお腹がそのままでは、一歩外へ出た瞬間から、肩の重労働は再びはじまってしまいます。

整体は「準備」、運動は「学習」

「じゃあ、整体に行っても意味がないの?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。整体と運動には、それぞれに役割があり、組み合わせることで最大の効果を発揮します。

整体やマッサージの役割は、リセットです。 長年、過酷な労働を強いられてきた肩の筋肉は、自分では緩められないほどガチガチに固まっています。この硬さをプロの手で緩めてもらうことは、身体を動かすためのスタートラインに立つ準備として非常に有効です。

そして、運動の役割は学習です。 マッサージで肩の筋肉が緩んでいるうちに、サボっていた筋肉に「これからはあなたが働いてね」と教え込み、脳が記憶している「いつもの悪い姿勢」を「楽で正しい姿勢」に書き換えていく作業です。

整体で緩めてから、運動で正しい使い方を教える。この順番が揃うことで、身体は揉んでも戻るループを抜け出すことができます。

あなた専用の「身体の説明書」を手に入れる

「何をすればいいかわからない」「運動は苦手だけど、このままなのは嫌だ」 そう感じている方にこそ、パーソナルトレーニングの価値があります。

正解がわからずに闇雲に動くのは不安なものです。しかし、「こう動けば肩は楽になる」という手応えを一度掴んでしまえば、運動は自分を追い込む苦行ではなく、自分を心地よく整える楽しい習慣に変わります。まずは自分の身体を正しく知ることからはじめてみませんか?あなたに最適な一歩を一緒に見つけていきましょう。

この記事を、実際のサポートにするなら。

自分自身の身体を変えたい
自分の身体と向き合い、不調を根本から改善したい方へ

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いまから堂 代表
村上 拓也

【プロフィール】
1979年、福島県出身。2003年よりスポーツトレーナーとして活動。国立スポーツ科学センター(JISS)にてオリンピック選手のトレーニングサポートに従事。

メディカルフィットネス施設の立ち上げ・運営にも携わり、医師との連携による病気・怪我の予防指導を実践。
現在は、医科学的根拠に基づく運動指導を強みとして、個人向けパーソナルトレーニングおよび法人向け健康経営サポートを行っている。

【主な資格】

  • 健康運動指導士
  • 日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
  • NSCA認定 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)
  • JATI認定 トレーニング指導者(JATI-ATI)
  • ホームヘルパー2級