運動が苦手な人でも続けられる身体の動かし方とは?

公園でストレッチをする運動初心者の女性 コラム

「頑張る運動」を卒業して、日常をトレーニングに変える

「運動をはじめなきゃ」と思っても、ジムに通ったり、ランニングをするのはハードルが高い…。そう感じている方は少なくありません。 特に、運動に苦手意識がある方にとって、毎日決まった時間を確保して「特別なこと」をするのは、精神的にも身体的にも負担が大きいものです。

しかし、腰痛や身体の不調を根本から変えるために必要なのは、実はハードな筋トレではありません

なぜ「運動」が続かないのか?

多くの方が運動を続けられない理由は、運動を非日常のイベントとして捉えているからです。

  • 鍛える=辛いこと:重いものを持ったり、回数をこなしたりすることだけが運動だと思ってしまう。
  • 準備に手間がかかる:ウェアに着替え、専用の場所へ行き、終わったらシャワーを浴びる、という工程がハードルを上げている。
  • 効果がすぐに見えない:筋肉を大きくしようとすると時間がかかり、モチベーションが続かない。

そもそも、腰痛を抱えている時に無理な筋トレをしても、正しいフォームで動けなければ逆効果になることさえあります。

運動の正体は「日常動作の質」を高めること

運動が苦手な方にこそ知ってほしいのは、「正しい体の使い方を覚えることが運動になる」ということです。座る、立つ、歩くなどの何気ない動作を、本来あるべき身体の仕組みに沿って行うだけで、身体は変わります。

負荷をかけるだけでなく、動き方を意識
ガシガシとバーベルを持つばかりじゃなく、股関節がスムーズに動いているか、背中周りがスムーズに動いているか、などに意識を向けます。

わざわざ時間をつくらなくても、隙間時間を有効活用
わざわざ30分の時間を取るのではなく、デスクワークの合間に骨盤を立てる意識を持つ。こうのような積み重ねでも運動になります。

まずは「準備」から始めよう

運動が苦手な方が最初に取り組むべきステップは、以下の3つです。

  1. 評価:まずは、自分が身体のどこを「使いすぎ」ていて、どこを「サボらせている」のかを確認します。
  2. 連動:固まってしまった股関節や背中に軽い刺激を与え、動く準備を整えます。ストレッチというよりも、脳に「ここを動かして」と指令を送る作業です。
  3. 定着:身体に負担の少ない動き方がわかると、身体への負担を減らすトレーニングへと変わります。

正しく動くことは、自分を大切にすること

運動は、自分を追い込むためのものではありません。本来の動きを取り戻し、身体を負担を軽くする心地よい習慣です。「運動神経が悪いから」「体力が無いから」と諦める必要はありません。

大切なのは、今の自分の身体がどう動いているかに興味を持つこと。まずは「頑張らない運動」からはじめてみませんか?あなたが本来持っている、正しい身体の使い方を一緒に見つけていきましょう。

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いまから堂 代表
村上 拓也

【プロフィール】
1979年、福島県出身。2003年よりスポーツトレーナーとして活動。国立スポーツ科学センター(JISS)にてオリンピック選手のトレーニングサポートに従事。

メディカルフィットネス施設の立ち上げ・運営にも携わり、医師との連携による病気・怪我の予防指導を実践。
現在は、医科学的根拠に基づく運動指導を強みとして、個人向けパーソナルトレーニングおよび法人向け健康経営サポートを行っている。

【主な資格】

  • 健康運動指導士
  • 日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
  • NSCA認定 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)
  • JATI認定 トレーニング指導者(JATI-ATI)
  • ホームヘルパー2級