肩こりがある人ほど、自己流トレーニングに注意が必要な理由

首のストレッチをする女性 コラム

頑張る前に、ご自分の身体のことを確認しませんか?

「肩が重くて仕事に集中できない…」「マッサージに行ってもすぐに元に戻ってしまう…」 そんな時、自分でなんとかしようと動画を見たり、ジムに通って運動をはじめる方がたくさんいらっしゃいます。

しかし、肩こりを抱えたままの自己流トレーニングには、意外な落とし穴があります。良かれと思ってはじめた運動で、逆に肩を痛めてしまわないために知ってほしいことがあります。

「頑張りすぎている筋肉」をさらに追い込んでしまう

肩こりを感じているとき、首から肩にかけての筋肉は、すでに限界まで頑張りすぎている状態です。この状態で自己流の筋トレやストレッチを行うと、次のようなことが起こりやすくなります。

肩をすくめるクセが出る
腕を上げたり動かしたりする際、無意識に肩をすくめて動かしてしまい、余計に肩こり筋を緊張させてしまいます。

「効いている」と「痛めている」の勘違い
運動中のピリッとした刺激を「効いている証拠」だと思い込み、筋肉や関節をさらに傷めてしまうことがあります。

まずは鍛える前に、この頑張りすぎをリセットするステップが必要です。

肩ではなく「サボっている場所」に原因がある

肩こりの本当の原因は、実は肩そのものではなく、他の場所が「サボっている」ことにあります。

  • 胸郭(胸のまわり)が固まっている
  • 肩甲骨が本来の動きを忘れている
  • 股関節や体幹が機能していない

これらがサボっているせいで、しわ寄せがすべて肩にきているのです。自己流では、この「サボっている場所」を見つけることが難しいため、結果的に頑張っている肩ばかりをさらに動かしてしまい、根本的な解決にならないことが多いのです。

身体の使い方がわかれば、肩はもっと楽になる

運動をはじめる際に最も大切なのは、回数や重さではなく、どう身体を動かすかを知ることです。

例えば、腕を動かすとき、肩の筋肉だけで持ち上げるのではなく、背中や肩甲骨が連動して動くようになれば、肩にかかる負担は劇的に減ります。

この身体の使い方を身につけることこそが、肩こり卒業への一番の近道。パーソナルジムのような環境で、まずは自分の身体が今どうなっているのかを正確に把握し、正しい順序で動かしはじめることが、結果として最も安全で効果的な「最短ルート」になります。

未来の自分のために、安心できるはじめ方を

「運動しなきゃ」という焦りから無理をして、身体を壊してしまっては本末転倒です。あなたが感じている肩こりの不安は、「これ以上無理をしないで」という身体からの大切なサイン。

まずそのサインを丁寧に読み解き、無理なく、そして確実に身体が変わっていく喜びを一緒に作っていきます。肩の重荷を下ろして、毎日を軽やかに過ごすために、あなたに最適な一歩を一緒に見つけていきましょう。

この記事を、実際のサポートにするなら。

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いまから堂 代表
村上 拓也

【プロフィール】
1979年、福島県出身。2003年よりスポーツトレーナーとして活動。国立スポーツ科学センター(JISS)にてオリンピック選手のトレーニングサポートに従事。

メディカルフィットネス施設の立ち上げ・運営にも携わり、医師との連携による病気・怪我の予防指導を実践。
現在は、医科学的根拠に基づく運動指導を強みとして、個人向けパーソナルトレーニングおよび法人向け健康経営サポートを行っている。

【主な資格】

  • 健康運動指導士
  • 日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
  • NSCA認定 ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)
  • JATI認定 トレーニング指導者(JATI-ATI)
  • ホームヘルパー2級